四国遍路の道

1974年からの四国霊場遍路の記録(現在は1989年アップ中)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

お四国デビュー(四日目) 1975春

朝一番は金比羅参り。
麓の土産物屋が、「兄さんら、荷物預かっておいたげるわ」
ご厚意に甘えることにした。
長~い石段をトコトコと登り、ゆっくりと見学することがでけた。
そして、土産物屋にもどって「荷物、ありがとうございました」
そしたら、「兄さんらが今日初めてうちの店に足を踏み入れた人やねんが、買い物してくれんと今日一日縁起が悪い・・・」
なるほど、これも商売の極意か?
ということで、確か草鞋を買ったような記憶が???

何の目的地もなく、フラフラと動き回る。
無人駅に感動した!
駅前のお店で切符を買ったのだ!
確か、「金蔵寺」という駅やった。
神戸にはないもんなぁ・・・無人駅なんか。
今でこそ、自動券売機や自動改札で無人駅はあるけど。

また、足のマメが潰れた梅蔵がトラックをヒッチハイクしたので、ヒッチハイカーも経験した。

徳島にもどり17番井戸寺、16番観音寺、15番国分寺、14番常楽寺と打った。

夜が近づいてくるが、また寝るとこが決まってない・・・
懲りない面々である・・・
薄暗くなってきた。
14番と15番の間にある雑貨屋のようなところで、パンとソーセージとジュースを買い込んだ。
「どこか寝るところはないでしょうか?」
「そんなん、この辺りにはないんやけど・・・あそこの寺は誰もおらんけん、寺で寝たらどないねぇ?」
ん?
無人の寺?
15番国分寺のことらし。
で、そこに泊まることに決定!
最後の夜が、無人の寺とはこれもまたヨシ!

ラジオで明日の天気などを聴いていると、自転車がフラフラと近づいてきた。
「オイ、変なんが来たぞ」
「酔っぱらいけ?」
「なんかしてきたら、いてこましたろか?」
などと、若気の至りで乱暴な会話が飛び交う。
なんせ、柔道部2人と剣道部1人である。
「オイ、兄やんら・・」
(きたぞ~・・・)
「そんなとこ寝て、風邪でも引いたらアカンけん、うちに泊まりにこんけぇ?」
(エッ?)
「荷物、早いこと片づけなよぉ」
(・・・・・・・・)
結局、お言葉に甘えることになった。
誰や?
「しばく!」とかほざいておったんは?
イヤァ、人間って、なんて暖かいのだろう・・・(調子良すぎ?)

その方の家に到着すると、3畳と4畳半の二間に、ご夫婦と小学校2年生の女の子、3歳ぐらいの男の子の4人暮らし。
そこに、大きな男が3人も転がり込んだのです!
時を経ずして、また一人ご到着。
なんでも、大工の弟弟子さんだとか。
そう、大工さんの家だったのです!
突然、目の前にビールがドドドド・・・と、滝のように現れ、「飲めるんよ?」と仰る。
「いや、まだ高校生ですから・・・」
とは誰も言わずに、グイグイと1ケースがアッという間に空になった。
(現段階では、この時の飲酒は時効になってるはず?)
そう、その当時我が輩はまだ「下戸」ではなかったのです!

ふと気づくと鴨居のところに額縁が。
その中には「少林寺拳法五段」という免状が!
マジで、「しばかんでよかったなぁ・・・」と顔を見合わせた3人でありました。
きっと、しばかれていたのは我々だったことでしょう(^^;
スポンサーサイト
  1. 2005/05/29(日) 00:20:26|
  2. 遍路
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<お四国デビュー(最終日) 1975春 | ホーム | お四国デビュー(三日目) 1975春>>

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://r100gspd91.blog7.fc2.com/tb.php/5-2c3c0dcf
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。